女性更年期障害について紹介しています。更年期障害症状や更年期障害治療法を調べてみましょう。

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更年期の時期と症状

■なぜ、これほど個人差があるのかは不明

更年期は、女性なら誰でも一度は通るライフサイクルですが、これが始まる時期や症状は、
人によってかなり違います。

30代の後半から更年期特有の不快症状を訴える人もいますし、50歳を過ぎても卵巣機能が衰えず、
更年期の遅い人もいます。また、何の自覚症状もないまま更年期を通過する人もいれば、長い期間、
強い症状に苦しむ人まで、実に多彩です。

なぜこれほど個人差があるのかわかりませんが、一般には社会生活や栄養状態、特に家庭環境、
遺伝などの影響もあるといわれます。また初経年齢が早い人は更年期に入るのが遅く、初経が遅か
ったり、月経不順の人は、比較的早めに更年期に入るようです。


■症状は多彩で、ダブッて出現することが多い

のぼり、ほてり、発汗、頭痛、冷え性など、いわゆる不定愁訴とよばれる更年期症状はとても多彩な
うえ、たいていの場合、同時に二つとか三つの症状を併せ持ってでることが少なくありません。

●血管運動症状
からだのほてり、のぼせ、顔の紅潮、発汗、足腰の冷え、寒気、心悸亢進(ドキドキ感)、高血圧、
低血圧など。

●精神神経系症状
頭痛、めまい、耳鳴り、不眠、不安感、脱力感、憂鬱感、恐怖感、興奮など。
更年期の時期は、女性のとって身体的な変化がおきるのと同時に、家庭環境のうえでもさまざまな
転機があり、さらに肌の衰えや閉経など、女性としての喪失感もストレスとなって加わります。
こうした感情の動きが引き金となって、精神にも影響を及ぼすわけです。

●運動器系症状
肩こり、腰痛、筋肉痛、関節痛、坐骨神経痛など。痛むところが変わったり、痛みが散らばることもあ
り、整形外科的には証明されないことが多いようです。

●消化器系症状
悪心、嘔吐、食欲不振、腹部膨満感、下痢、便秘など。

●内分泌系症状
不性器出血、生理不順など閉経に伴う月経障害、経血量の異常、膣の乾燥や外陰部のかゆみ、
性交障害など。

●知覚器系症状
しびれ感、蟻走感(アリが肌にはうような感じ)、知覚過敏、知覚鈍感など。

●皮膚・泌尿器系症状
皮膚のかゆみ、色素沈着、シワ、白髪、頻尿、残尿感、排尿痛、尿失禁、むくみなど。


■更年期障害ではなく、病気の場合もあるので注意

更年期は、ちょうど成人病が始まる時期とも重なります。いろいろな自覚症状が出てきたときに、すべて
「更年期のせい」と安易に思い込まず、専門の診察も受けてほしいものです。

たとえば更年期のせいだと思っていた耳鳴りが、実は耳の病気だったり、メニエール症候群だったり。
冷え性が低血圧と貧血のせいだったということもあります。

更年期は、今まで無理をしてきたからだが、「そろそろいたわって」とサインを送ってきている時期とも
いえます。



更年期障害の治療法

■不快な症状はがまんせずに、まず婦人科で診察を

更年期の症状は人によって個人差があり、軽い不定愁訴なら生活にリズムをもたせたり、運動する
ことで症状が軽減し、ほとんど乗り越えられます。
しかし、症状が重く、体調が思わしくない、あるいは毎日不快感に悩まされる、気持ちが落ち込んで
つらいなど、不快な症状はがまんせずに、婦人科で診察をし医師に相談することをおすすめします。


■更年期障害の治療法はいろいろ。意思と相談して納得のいく方法を

更年期障害の治療法には、ホルモン療法、漢方薬や精神安定剤などを使う薬物療法、心理療法、
さらにハリや灸なども用いられています。

卵巣の機能低下によっておこるホルモンバランスの崩れなど、内分泌系や自律神経のアンバランス
をやわらげることが治療の中心となりますが、治療法は医師とよく相談しながら、自分で納得の
いく方法を選ぶことです。また病院の治療だけでなく、趣味などで自分が夢中になれるものを見つけ
たり、前向きな気持ちをもつなど、本人の努力も大事です。

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