| 病名 |
病気の概要 |
症状 |
治療法 |
性器クラミジア
感染症 |
ウイルスではなくクラミジアトラコマティックスという
病原体によって感染する |
感染して1〜3週間後に粘液状のおりものが出るが、ほとんど気づかない。発熱や下腹部痛の症状もあらわれる。
不妊の原因になる場合もある |
病院で処方される抗生物質を1〜2週間内服すると治る。子宮付属器炎や骨盤腹膜炎を起こしているとさらに時間はかかる |
| 性器ヘルペス |
単純ヘルペスウイルス(HSV)というウイルスによって
感染。約8割の人間が保菌しており、免疫力が低下すると発病する |
感染して2〜7日後に大陰唇、小陰唇、膣前庭、会陰部などの性器周辺に赤い米粒くらいの水疱ができる。その後、水疱が破れて激痛を伴い潰瘍になる |
抗ヘルペスウイルス剤を内服
したり、抗ウイルスの軟膏を
性器に塗って治療する |
| 淋菌感染症 |
淋菌という最近によって感染する。のどに感染すると
咽頭炎、目に感染すると結膜炎を起こす。キスやペッティングでも感染する |
感染後2〜7日で黄色いおりものが出たり、臭いを発するが気がつかない場合が多い。菌が尿道に入ると尿道炎や膣炎、子宮頚管炎、卵管炎、骨盤内炎症を起こすことがある |
抗生物質を内服したり、注射
で治療する。
1〜2週間で治る場合が多い
が数ヶ月かかることもある |
| 梅毒 |
梅毒トレポネーマという最近によって感染する。一時期感染者数は減っていたが、再びひろがりはじめている |
感染後に陰部にしこりができ、約3ヶ月〜2年で体全体に発疹、だるさ、発熱、頭痛の症状が出る。しこりや腫れが出て傷跡
になり、数年経後、痴呆やマヒの症状があらわれる |
ペニシリンなどの抗生物質を内服または注射して治療する |
尖圭
コンジローマ |
ヒトパピローマウイルス(HPV)といういぼウイルスによ
って感染。おりものなどで湿った外陰部に繁殖すると症状が出る |
小陰唇の内側や膣口、肛門の周辺に先の尖ったいぼ状のものができる。痛みやかゆみはないが、ウイルスが広がると、かゆみ、ほてり、異物感が
出る |
電気メスによる切除、液体窒素による凍結抗ウイルスの軟膏を塗って治療する |
トリコモナス症
(膣炎) |
寄生虫のトリコモナスが膣内に寄生して感染する |
外陰部に激しいかゆみが起こり悪臭のある黄色っぽいおりものがあらわれる。細かい泡がまじることもある。
放っておくと尿道炎や外陰炎になることもある |
毎日膣内に座薬を入れたり、抗原虫薬を約2週間内服したりする |
カンジダ症
(膣炎) |
カンジダ・アルビカンスという真菌が膣内で繁殖して起こる。
カンジダは普段皮膚の粘膜に寄生しているが、健康な状態のときは炎症を起こさない |
膣内から外陰部にかけて激しいかゆみが出る。外陰炎を起こすと赤く腫れて痛みが伴う |
抗真菌剤の座薬を膣内に入れたり、内服薬で治療。かゆみは3〜4日でなくなるが、完治までには10日〜2週間ほどかかる |
| 毛ジラミ |
他の性感染症とは異なり、毛ジラミという昆虫が陰毛の毛根部に寄生した病気。セックスで感染する |
激しいかゆみがある。外陰部や太ももの付け根に鉄灰色の斑点が出ることもある |
陰部の毛を剃ってフェリトリン
粉剤やクロタミン・クリームを
塗って治療。下着や寝具も
清潔にする |